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2003年7月9日

東京・池袋に新業態の洋食レストラン1号店

おむらいす亭 8月以降に福岡にも出店しFC展開も

オムライス専門FCチェーンの鰍ィむらいす亭(福岡市博多区博多駅南五丁目、大久保貴由社長)は五月に、新業態のレストラン「銀皿食堂 洋食御飯堂」の一号店を東京都豊島区に出店した。おむらいす亭以外 の業態での出店は初めてで、今後FC化も図っていく計画。
 昭和二十〜四十年代前半をイメージしたレストランで、銀皿で料理を出すのが特徴。メニューはハンバーグ定食、ミートスパゲティ、生姜焼き定食など約二十種。五月三十日に東京都豊島区東池袋にオープンした池袋店はイートインのレストランタイプだが、SCへの出店ではフード コートタイプにも対応する。イートインタイプの店舗面積はおむらいす亭より広めの四十〜五十坪、客単価もおむらいす亭の六百五十円より高めの千円に設定。月間の売り上げは六百〜七百万円を見込んでいる。
 今月は名古屋市熱田区のSCにフードコートタイプのFC一号店をオープンし、八月以降に福岡市内で直営店を出店する予定。洋食御飯堂 は、これまでにおむらいす亭が出店してきたSCだけでなく、駅前や中心街、物件取得費用が抑えられる二階や地下立地にも出店していく考えで、一店舗目の池袋店は地下に出店している。
 「おむらいす亭の次の業態として、今回の第二弾をスタートした。レトロブームに乗って若者には斬新で、三十代以上には懐かしいというコ ンセプトで展開していく」(大久保社長)と話している。

 おむらいす亭は2年以内に200店出店を図る

 また、「おむらいす亭」は、来期中に五十店舗の出店、二〜三年以内に新業態も含めて二百店舗出店を目指す。  現在の六十六店舗はSCやGMSに出店しているが、来期からは路面店も出店し、路面店の割合を全体の二〜三割に増やしたい意向。路面店は、まず直営で成功事例をつくり、それに極めて似た環境への出店を進める計画で、地方中心都市の繁華街を狙う。
 「SCへの出店ばかりでは商圏のバッティングもあるため、路面店へ の出店もはじめる。SCは主婦層がターゲットだったが、路面店は十〜二十代前半が中心になりそうだ」としている。
 同社は、二〇〇〇年十一月設立、資本金九千万円、従業員数は四百人。押し花電報台紙の製造潟Iーエーシー外食事業部がFC展開に伴い分社化した。
2003.06.17 発行 週刊経済より


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