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2003年7月11日

タイに子会社を設立し店内備品を輸入

久留米市の梅の花 15〜20%の経費削減が狙い

湯葉・豆腐の創作懐石料理店「梅の花」を展開している株~の花(久留米市天神町、梅野重俊社長)は、八月上旬から店内で使用している食器や備品、ユニフォームなどをタイから輸入する。
 タイ国での事業展開を図るために現地子会社「UMENOHANA THAILAND」(仮称)を六月十二日から設立準備している。同社の上村正幸経理部長は「現地法人を八月初旬までには設立する。タイからの備品調達により年間三億円を削減できる」と話している。

 スパ(エステ)事業は売上高約五千万円を見込む

 また同社は、同子会社で八月からスパ(エステ)事業を開始する。
 ターゲットはタイ在住の日本人や高所得者層で、出店場所はバンコクの日本料理店やタイエステ店が並ぶスクムビット通りの一角。客単価は現地通貨で約二千バーツ(日本円で約六千円)を見込む。また、店内に はカフェも導入する予定。同社のコンセプトである「健康」を通じてサービス技術を再構築する考え。従業員は十人から十五人体制。八月初旬から営業を開始する予定で、年間売上高見込みは五千万円から六千万円。輸入事業を合わせ、年間約八千万円の売り上げを見込んでいる。
 同社は一九七八年十月に設立。資本金十六億七千八百七十万円(〇二 年九月三十日現在)。従業員四六二人。「梅の花」を五十三店舗。中華料理店「チャイナ梅の花」を八店舗、かに料理専門店の「かにしげ」を二店舗、アジア風料理店「オリエンタル有楽町」を一店舗、イタリアンの「オーリエ」を一店舗、カレー店「サラファン」を一店舗展開している。  梅野重俊社長は八女市柳瀬出身で、一九五一年一月一日生まれの五十二歳。久留米市立久留米商業高校卒。趣味はゴルフ、釣り。
2003.06.24 発行 週刊経済より


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