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2003年8月4日

全教室でパソコン活用の新学習システムを導入

明光Vコーポレーション 問題の正誤をデータベース化

 九州、山口地区で学習塾を経営する株式会社明光Vコーポレーション(福岡市中央区薬院三丁目、肥川正嗣社長)は八月、展開している「明光義塾」全教室で、パソコンを活用した新学習システムを導入する。
 これはあらかじめデータベース化した問題を、バーコードによるチェック機能を用いて正誤を管理することで、後に生徒の苦手な問題の類題などを容易に作成できるというもの。同システムにより個々に応じたオリジナル問題を作成できる一方で、生徒側は個々の弱点を集中的に克服することが可能となる。同社では七月から県内にある直営の三十教室 で試験的に導入しており、八月以降にはFCを含む約二百二十教室で一斉に導入する。肥川社長は「同システムの採用は業界初。来年以降に本格開始する家庭教師の派遣や通信教育にも活用の幅を広げたい」と話している。

 熊本市に熊本県内27カ所目の教室を開校

 また同社は七月一日、熊本市黒髪三丁目に同社二百二十一教室目、同県内二十七カ所目となる「明光義塾北熊本校」を開校した。
 場所は国道3号沿い、「ナフコ黒髪店」近く。小、中、高校生の全学年全教科を対象に、個別指導型の学習支援を実施する。
 同社は一九七五年五月に福岡教育学園として創業、八四年二月設立、資本金は五千万円、売上高は二十二億円(〇三年一月期)、従業員数は百一人、個別指導型「明光義塾」と集団指導型「ena-top・n」を計二百三十教室展開しており、生徒数約一万七千人は西日本最大。六月に株式会社西日本教育社から社名変更した。  
肥川社長は四七年十二月十七日生まれの五十五歳、福岡市東区出身、北九州大学卒、趣味はゴルフ。
2003.07.8 発行 週刊経済より

※上記の記事は弊社が発行するニュース速報紙「週刊経済」の一部抜粋記事です。他企業の詳細情報まで御覧になりたい場合は、御購読をお勧めします。また、その他に御質問・御要望などございましたら下記に御連絡下さい。
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