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７月11日にコインランドリーを出店
コスモインダストリー 愛媛県松山市に
業務用ランドリー機器販売、コインランドリー企画設計施工の株式会社コスモインダストリー（福岡市博多区金の隈一丁目、三原健治社長）は、七月十一日、愛媛県松山市本町六丁目にコインランドリーを出店した。
店舗名は「ペガサスランドふくぴか君本町店」で、店舗面積は八百二十五平方メートル。営業時間は午前六時から深夜二時まで。午前八時から午後八時までは有人のコインランドリーシステムを導入している。場所は国道１９６号線と中央通り線が交差する中央消防署の対角線に位置する敷地。同社は、「家庭では洗濯不可能なセーターやムートン、皮、ドライ物、
高級羽毛布団などを一台で洗える機械も取り扱う。またそれに対応した乾燥機も開発している」という。
今回の出店地は元ガソリンスタンドで、愛媛県松山市に本社を置く藤村石油株式会社（愛媛県松山市中央一丁目、藤村泰雄社長）の提案により出店したもの。藤村石油株式会社が手がける洗車場「快洗隊」と、クリーニング大
手「洗濯王」（福井市板垣三丁目、寺前栄蔵社長）も出店しており、コインランドリーとクリーニング店、洗車場の三店舗が隣接している。コインランドリー単体での初年度売上高見込みは二千万円。三店舗全体の初年度売上高見込みは約二億円を設定している。
８月２日に長崎市内に出店
また同社は八月二日、長崎市に「ＷＥＬＣＯＭＥ油木店」（仮称）を出店した。出店地は長崎市油木町にある「ピュアマンション」の一階。店舗面積は百九十八平方メートルで、長崎県立総合体育館、長崎市科学館の西側。初年度売上高見込みは二千万円。営業時間、システムは松山市の店舗と
同じ。オープン初日、二日目は商品説明を兼ねた内覧会を開き、三日目から三日間は無料サービスを実施する。
同社の主なターゲット層は主婦で、一般洗濯物の八㎏から布団が洗える四十㎏と幅広いニーズに対応できる洗濯機を設置している。同社の三原社長は「無人のコインランドリーでは布団などの大型洗濯物が洗えな
いランドリーが多い。そのイメージを払拭するために大型の洗濯機を設置し、且つ有人化することで顧客に満足されるコインランドリーが展開していけるのではないか」と話す。
同社は九七年八月に創業・設立、資本金は一千万円、売上高は五億四千万円、経常利益一千万円（〇二年八月期）、従業員は八人。現在、全国にコインランドリー「ふわっこ」（十一坪以下）を二店舗、「ＷＥＬＣＯＭＥ」（十一坪以上、有人コインランドリー）を五十店舗展開している。
三原社長は、宮崎県日向市出身。一九四四年一月二日生まれの五十九歳。日向市立富島中学校卒、趣味は歌とゴルフ。
2003.07.23 発行 週刊経済より
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