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2003年10月21日

医薬品適性システムを開発

ノアメディカルシステム 10月から本格販売

 保険調剤薬局向けコンピュータシステムの開発・販売を手掛けるノアメディカルシステム梶i福岡市博多区中呉服、坂本省司社長)は、医師が処方した医薬品が患者にとって安全かどうかを判断する医薬品適性シ ステムを開発、十月から本格的な販売を開始する。
 これは薬剤師の業務負担を軽減するもので、名称は「モニタリングシステム」。約一万八千種類の医薬品情報のもと、一つの医薬品に対して、他の薬品との相互作用、副作用など安全情報を提供してくれる。また、患者の医薬品情報を入力することで、薬品がその患者に対して適性 かどうかを評価分類する。
 薬剤師は、医師のカルテと同様に患者が服用した薬や指導内容を「薬歴簿」として記録・保存しなくてはいけないが同システムによって電子化される。医師の処方せん通りに薬剤師が調剤し、調剤過誤による医療事故が増える中、同社長は「医薬品が患者にとって適性かどうか安全を 確かめることが重要になってきている。このシステムで患者の健康を守る」と話している。
 同社は一九九七年十一月設立、資本金は一千五百万円、従業員は二十一人。
 坂本社長は、福岡市出身で一九五二年十月生まれの五十歳。九州電算 機専門学校卒、趣味は山登り。

2003.08.26 発行 週刊経済より

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