東区ＪＲ舞松原駅そばに有料老人ホーム「ふるさと舞松原」開業
阿部ケアーセンター 総工費約４億円
有料老人ホーム施設運営の阿部ケアーセンター（福岡市東区舞松原五丁目、阿部和幸社長）は、十一月一日に一件目となる介護付終身利用型施設を開設する。
建物は鉄筋コンクリート造りの四階建て。名称は「ふるさと舞松原」で、場所はＪＲ舞松原駅から徒歩一分。敷地面積は二千七百九十三・九〇㎡で、総工費は約四億円。全二十五室（二十・九～五十二・八〇㎡）の三十人を定員としている。各室はバルコニーを完備、四階には多目的ホールを設置しており、イベントなどができるようになっている。入居
者二人に対し介護員約一人を配備し、ヘルパー・正看護婦・ケアマネージャーなどの有資格の専門スタッフ二人が二十四時間体制を取る。施設従業員は約二十人（夜間は二人）。また医療ビル（ＭＣビル）が同施設に隣接しており、渡り廊下で行き来することができる。緊急時には協力医療機関として原土井病院、福岡和白病院、和仁会病院と提携している。
阿部和幸社長は「入居者重視の、ゆとりある生活・介護を目指し、有意義に過ごせる環境を提供していきたい」と話している。
阿部ケアーセンターは、二〇〇二年十月創業、同年十一月に設立、資本金は一千万円。役員四人、従業員九人の計十三人。 阿部社長は東区八田（現:青葉）出身で、一九六四年七月十七日生まれの三十九歳。専修学校コンピュータ教育学院卒。趣味は釣り、ツーリング。
2003.10.21 発行 週刊経済より
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