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2004年1月19日

三井グリーンランド通り向かいに大型焼肉店

綱屋 飲食店として10店舗目

食肉小売、飲食店経営の綱屋(福岡市中央区美野島二丁目、萩原正綱社長)は十一月中旬、熊本県荒尾市の三井グリーンランド通り向かいの「アサヒレストラン荒尾」跡に、自社最大規模の大型焼肉店を出店する。
 アサヒビールや荒尾市などが第三セクターとして運営していた「アサヒレストラン荒尾」の閉店(九月十日)を受けて、改装オープンするもの。多店舗化の一環で、同社の外食店としては、焼肉店「ヌルボン」六店舗、居酒屋「はな」三店舗に次ぎ、十店舗目となる。店名は「ヌルボンガーデン」で、前店同様、有明浪漫縛麦酒が運営する地ビール工場が内設されている。二階建ての建物の一階部分を利用し、床面積は約千五百u。内装に川、水辺、橋など自然の造形物を配し、客席を和室席、ガーデン席、個室の三タイプに分ける。和室席は八テーブル・四十八席、ガーデン席は十七テーブル・八十六席、個室席は十六テーブル・九十二席で全二百二十六席。フードメニューは約六十アイテムで、自社焼肉店「ヌルボン」のメニュー大半を継承し、コリヤンスタイル。ドリンクメニューは地ビール工場のビールをメーンとする。セットメニューをメーンに、客単価は二千円から二千五百円に設定。月商二千五百万円、年商二億五千万円を見込んでいる。ターゲットは荒尾市近郊のファミリー層、隣の「ホテルヴェルデ」の団体宿泊客、グリーンランドに遊びに来た一般客。また、ファミリーを対象とするため、幼児向けに「キッズルーム」を設け、ミニシアター、遊び道具なども配するという。
 同社では「かなりの大型店になるが、細かな所に気を遣って、ヌルボン同様、もてなしの心を忘れないように務めていきたい」と話している。
 同社は一九七九年二月創業、八七年八月設立、資本金は一千万円。
 萩原社長は長崎県平戸市出身で、五三年五月十五日生まれの五十歳。長崎県立猶興館高校卒、趣味はゴルフ。

2003.10.28 発行 週刊経済より
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