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2004年2月9日

敷地内に1000u規模の多目的ホール増築を構想

英彦山湯〜遊〜共和国 2年内に着工計画

 多目的温泉保養館「いやしの館」を運営する英彦山湯〜遊〜共和国(田川群川崎町、田口廣則国王)は、同共和国敷地内に一千u規模の多目的ホール増築を構想している。二年以内に着工する計画。  利用者の増加に伴うもので、宴会場のほか中・高・大学生の研修・合宿やパーティ会場などにも利用でき、五百人収容可能。二階の大宴会場「お祭り広場」と通路で連結する計画。田口国王は、「現在の大宴会場は、芝居などで貸切状態になることが多いため、増築する多目的ホールは多くの人に様々な用途で利用していただきたい」と話している。

 奥田川地区の活性化図り近隣同業者と連携

 また、同共和国は、近隣の同業者と連携しサービスを提供することで奥田川地区の活性化を図る。
 連携地域は、川崎町、添田町、赤村、香春町の温泉地で、割引やバスの共同運行などサービスの提供を計画している。同共和国は筑豊地区の町おこし誘致企業として建国(開業)しており、田口国王は「近隣の同業者と協力して筑豊地区の活性化に努めることが誘致企業としての責任」と話している。
 同社は一九八一年四月設立、資本金は二億二千三百八十万円、売上高は九億千五百万円(二〇〇二年三月)。従業員は百三十二人。八五年に船小屋温泉共和国(筑後市)を建国、九〇年に英彦山湯〜遊〜共和国を建国、二〇〇〇年ピクニカ共和国を建国

2003.11.18 発行 週刊経済より

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