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2004年2月27日

3月9日JR熊本駅に4カ所目のホテルを開業

JR九州都市開発 九州新幹線の開業に先駆け

 ビジネスホテル経営のジェイアール九州都市開発(福岡市博多区博多駅東一丁目、尾形光男社長)は三月九日、JR熊本駅そばにホテルをオープンした。
 三月十一日の九州新幹線八代―西鹿児島間開業に先んじてオープンしたもの。名前は「JR九州ホテル熊本」、博多駅筑紫口、長崎駅前、鹿児島駅前に続く同社四カ所目のビジネスホテルとなる。場所は同駅前の「MDビル」跡で、総事業費は十億円、九階建て、一階部分に飲食店とフロント、二〜九階が客室でシングル百三十四室、ツイン 十六室で、価格はそれぞれ六千五百円、一万千円。「熊本の地域特性に合わせたサービスを展開していきたい」(尾形社長)と話している。

 上海のホテルで中国語研修

 また同社は昨年三月から、上海のホテルに中国語研修のため社員三人 を送っており、今春から本社に戻し中国語対応スタッフとして配属する。
 今後、中国からの観光客の増加が見込まれることから、語学、文化、習慣を学んだ社員を増員し、対応を強化するのが目的。厚生労働省の外郭団体、怺C外職業訓練協会の海外派遣援助制度を利用したもので、一 人あたり二百万円程度の補助金が支給される。同制度を、次年度も継続してゆく。「特に英語、中国語の強化は、我々だけでなく、福岡のサービス業全般に取り組んでもらい、アジアの中での魅力を高めてほしい」(同)という。
 同社は一九九九年四月に設立、資本金は四億円、従業員は三十八人、 売上高は八億六千万円円(〇二年三月期)。九州各県の主要都市での展開を目指している。

2003.12.16 発行 週刊経済より

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