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2004年4月6日

今夏、埼玉県和光市に4店目のリラクゼーション施設

アスク 今年中にFC含め約10店舗展開

IR、PRなどのマーケティング企画・制作などを手がけるアスク(福岡市中央区天神五丁目、山本明美社長)は今年七月、埼玉県和光市の極楽湯内にリラクゼーション施設「利楽園」の四号店をオープンす る。温浴施設「極楽湯」全国三十店舗を展開する且ゥ然堂(二〇〇二年ジャスダック上場)と提携した多店舗展開の一環。
 極楽湯和光店の一階にオープンするもので、二階は温浴施設となる。同店のリラクゼーションスペースは約百三十二uで、従来の整体リフレッシュ、足リフレッシュのほか、岩盤浴、よもぎハーブ蒸、あかすり などの独自のメニューも設ける予定。整体用ベッド七台、足リフレッシュ用三台を備える。客単価は四千円程度で、和光店の年間売上見込みは約二億円。利用者からのリサーチ結果を活かしたワンランク上の「癒し処」として、空間と清潔感、プライバシーを重視した施設づくりを目指す。

リラクゼーション事業を手がける別法人を立ち上げ

 なお、同社は、昨年十二月に大阪府堺市の「極楽湯・泉北豊田店」内にも利楽園をオープンした。面積は約五十uで、整体用ベッド六台、足リフレッシュ用三台を備える。
 同店は、且ゥ然堂と提携した店舗としては初となる。今年は、直営、 FCを含めて約十店舗を展開する計画で、今後はリラクゼーション事業を手がける別法人を立ち上げ、将来的には株式公開をねらう方針。また、整体療法師養成専門学校と提携したことで、即戦力となる人材の確保にも力を入れる。
 山本社長は、「今後は、利楽園を岩盤浴や新メニューと組み合わせ、 本業のマーケティングや企画力を活かし、他社にはない感性を活かしたリラクゼーションスポットとして、パッケージ化していきたい。将来的には、米国、中国などへの海外展開も視野に入れている」と話している。
 同社は一九八八年十二月創業、一九九八年四月設立。資本金二千万 円。IRからPR、ITまでのマーケティング・企画・制作のほか、二〇〇二年からリラクゼーション施設を運営、展開している。

2004.2.17 発行 週刊経済より


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