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全国初となる斎場のFC事業を開始
ラック 2年間で20斎場体制構築を目指す
冠婚葬祭互助会のラック(福岡市博多区東比恵三丁目、柴山文夫社長)は、三月一日から、同社が展開する総合葬祭・西日本典礼斎場のFC事業を開始した。本格的FC展開の形式は全国では初の試み。
これは、福岡市内近郊での業務拡大を図り、シェア確立を目指すもの。特別なノウハウや技術がなくても、斎場の用意ができればすぐに葬儀業が営めるシステムが特徴。葬儀要員は同社から派遣、二十四時間体制でサポートし、葬儀施行はすべて同社員が行う。また、ひつぎ、骨壷、生花などの葬儀用品はすべて自社開発しているので、廉価での提供
が可能。香典返しや仏壇の購入、法律問題など葬儀後のフォローも同社が担当する。モデルプランは一階部分に駐車場、二階には百五十〜二百人規模の葬儀を行う祭事場、三階には宿泊部屋などを設置するプランなどがあり、新築の場合の建築費用は、一億円から二億円となる。
オーナーの資格として、福岡都市圏内での開業、現状の用途を問わず建坪六百六十u以上の建物を用意できる、葬儀業を十年以上維持して経営する意思がある、収益業務に興味がある、以上の条件を満たしていれば、法人でも個人でも参加できる。
柴山佳夫常務は「葬儀業界は、今後三十年以上の成長が約束された市場だが、過当競争が避けられないのも事実。四十年間培ってきたノウハウを生かし、今後二年間で二十斎場構築を目指していきたい」と話している。
同社は昭和四十二年十二月創業・設立、資本金六千五百七十五万円、売上高は二十七億五千七百万円(〇三年三月期)、従業員は八十五人。
柴山社長は、熊本市出身、昭和十六年四月二十二日生まれの六十二歳、福岡大学大学院法学研究科修了、趣味は読書、ゴルフ。
2004.3.3 発行 週刊経済より
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