03年度平均稼働率は約87%
ジェイアール九州ホテル福岡 今年度は90%目指す
九州地区を中心にビジネスホテルチェーンを展開するジェイアール九州都市開発(福岡市博多区博多駅東一丁目、尾形光男社長)が経営するジェイアール九州ホテル福岡(福岡市博多区博多駅東二丁目、原口恒
人支配人)の〇三年度(〇三年四月〜〇四年三月)の平均稼働率は前年比二ポイント減の約八七%となった。
周囲の大手ビジネスホテルチェーン進出の影響により稼働率減となったが、全体としては、平日のビジネス客を中心として、宿泊客に占めるリピーター利用者が五割以上と高く、前年比を二ポイント下回ったもの
の高稼働率を維持した。同社の尾形社長は「観光客を中心とした宿泊客を取り込み、週末の稼働率を上げることにより、今年度は稼働率九〇%を達成したい」と話している。
また、同ホテルを含むチェーン四カ所では、六月一日から、日曜、祭日宿泊客に限り、シングル一泊三千九百円、ツイン五千五百円で宿泊で
きる特別企画商品の発売を開始している。一日限定十室で発売期間は〇四年十二月末日まで。尾形社長は「特に翌日早朝に出かけなければならないお客様に利用していただけるのでは」と話している。
同ホテルは、九二年十二月に九州キヨスクの運営のもと、「ホテルブラッサム福岡」として開業。同社の物販専念のため、九九年からはジ
ェイアール九州都市開発が運営主体となり、〇二年四月からはホテル名称統一のため「ジェイアール九州ホテル福岡」に改称した。客室はシングル、ツイン、スペシャルルームの計九十室。通常宿泊料金はシングル一泊七千五百円〜。
同社は一九九九年四月設立、同年六月創業、資本金は四億円。従業員 数は三十九人(〇三年三月現在)。同ホテルチェーンには、ジェイアール九州ホテル福岡のほか、ジェイアール九州ホテル熊本、ジェイアール九州ホテル鹿児島、ジェイアール九州ホテル長崎の計四ホテルがある。
尾形社長は佐賀県藤津郡塩田町出身、一九四三年四月十九日生まれの六十一歳、佐賀県立鹿島実業高校卒、趣味はゴルフ。
2004.6.15 発行 週刊経済より
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