久原本家に社名変更するなど組織改革
くばらコーポレーション 販社、農業生産法人も
調味料メーカーのくばらコーポレーション(粕屋郡久山町大字久原、河邉哲司社長)は七月一日、グループ持株会社として久原本家に社名変更するなど、グループ組織改革を実施した。
これは創業百十一年を機に、経営基盤強化と組織活性化によるきめ細かい業務推進を図ることが目的。同社総務部・製造部・研究開発室を引き継ぐ形で、くばらコーポレーションを久原本家に社名変更設立、グループ持株、製造、管理のホールディングカンパニーとしてグループを統括する。資本金は五千万円。一方、同社営業部を引き継ぐ形で、販売会社として資本金一千万円でくばらコーポレーションを新設。また、同社のスローフーズ課を引き継ぐ形で、農業生産法人を設立準備中。
なお、組織変更後のグループ役員は次の通り。
■久原本家 社長 河邉哲司 取締役 河邉喜久子 河邉清子 古屋矢太郎(研究開発室・美田担当) 岩見勝(くばらコーポレーション担当) 荒巻和彦(総務部・椒房庵担当) 山田耕治(製造部担当)非常勤取締役 西森璋一
■くばらコーポレーション 社長 河邉哲司 常務 岩見勝
■椒房庵 社長 河邉哲司 常務 荒巻和彦 取締役 河邉喜久子 河邉清子
4月、若者向け液状和風唐辛子など3品をリリース
また、同社は四月、液状和風唐辛子など新商品三品を発表した。
新商品として発表したのは、「博多ん者醤(はかたんもんじゃん)」、「もやしのうまたれ」、「スプラウトのうまたれ」の三品。「博多ん者醤」は昨年からの唐辛子ブームに乗って開発した商品で、特徴は博多発の液状唐辛子で、麺類、サラダ、野菜炒め、めんつゆの薬味として使用する。同社では「この商品を若者がバッグやポケットに入れて持ち歩く新たなムーブメントを起こしたい」と話している。内容量は二〇〇驕A価格は四百二十円。「もやしのうまたれ」はうまたれシリーズの十一弾目で、特徴は黒酢、はちみつ、ごま油で整え、ビタミンCを多く含むもやし料理にそのままかけて使用する。内容量は二百驕A価格は三百十五円。「スプラウトのうまたれ」はシリーズ十二弾目で、特徴は日本人に馴染みの深いマヨネーズと醤油をブレンドし、栄養豊富な新芽の野菜などサラダに使用する。内容量は二百驕A価格は三百六十八円。三品ともにスーパー、百貨店、生協などに販売している。
同社は一八九三年三月創業、五一年七月設立、グループ年商は三十七億円、グループ従業員数は百二十五人。
河邉社長は粕屋郡久山町出身、五五年四月十七日生まれの四十九歳、福岡大学商学部卒、趣味は絵画。
2004.7.21 発行 週刊経済より
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