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2004年9月30日


7カ所の介護施設を建設中

ウチヤマグループ 計画中は4カ所

 医療福祉や飲食店、不動産のウチヤマグループ(北九州市小倉北区熊本二丁目、内山文治代表)の医療部門では、七カ所の介護施設を建設しており、四カ所の建設を計画している。
同グループの医療福祉部門では、既存の七施設(介護付き有料老人ホームやケアハウス/三百七十二床)に加えて新たに七つの施設を建設している。着工済みの施設を含むと来春には千四十二床体制になる。建設しているのは、ウチヤマグループの(社福)八健会(内山文治理事長)、泣Rウノ(山本武博社長)、内山ビル梶i内山文治社長)。施設 は、救護施設(生活保護対象者の社会復帰支援)「さわやかひびき園」(北九州市、〇五年二月開設予定、定員百人)、介護付有料老人ホーム・グループホーム・デイサービス「さわやか螢風館(けいふうかん)」(北九州市、〇四年九月開設予定、同百六人)、介護付有料老人ホーム・デイサービス「さわやか鳴水館」(北九州市、〇五年三月開設 予定、同九十二人、デイサービス三十五人)、介護付有料老人ホーム「さわやかいずみ館」(甘木市、〇四年九月開設予定、同四十三人)、介護付有料老人ホーム・デイサービス「さわやか立花館」(福岡市、〇五年五月開設予定、同二百五十三人、デイサービス三十五人)、介護付有料老人ホーム「さわやか直方」(直方市、〇五年三月開設予定、同七十六人)、グループホーム「さわやか小倉」(北九州市、同十六人)。このほか今後の施設計画として、北九州市、田川市、春日市などに四カ所の建設計画がある。
 「来年末には建設中の施設が完成し、ベッド数は一千五百床になる。将来的には五千床体制をつくりたい」(内山代表)と話している。〇四年三月期の同社の医療福祉部門売上高は約十五億円、来期は二十億円を見込んでいる。

 福祉施設向け給食事業を立ち上げ

 また、同グループは今年十月から、運営する介護福祉施設を対象とし た給食事業を立ち上げる。
 同グループが策定した県内六カ所の各種福祉施設建設計画に伴い、来春までには運営するベッド数が千床規模を超えることから、これまで外注委託していた施設給食を自社で供給するもの。北九州市小倉南区長野本町に建設している「さわやか螢風館(けいふうかん)」が今年十月に開設する計画で、その開所に合わせ給食事業を開始する。飲食部門で培ったノウハウを生かし、施設ごとにスタッフを配置。冷凍食品やレトルト食品などは使わず、各地域で採れた素材を使用。すべて手作りで提供していく。
 内山代表は「利用者の健康を守るためにも、一人一人の健康状態や症 状に合った料理を提供していきたい」と話している。
 同グループは、一九七一年六月設立、資本金は三億千五百万円、〇三年五月期の売上高は約百十四億円、従業員数は四百人(契約社員も含めると千四百人)。グループ会社には不動産業の内山ビル、アメニティー、ハウス22、飲食業のボナー、コウノ、ゼンコーポレー ション、ノア、医療福祉業の(社福)さわやか会、(社福)八健会がある。
 内山代表は北九州市小倉北区出身、一九四一年四月十二日生まれの六十三歳、趣味はゴルフ、食べ歩き。

2004.8.10 発行 週刊経済より


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