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2004年11月2日


粕屋郡久山町の映画スタジオパーク基本構想を発表

日本トレイド 総事業費は1400億円

 アミューズメント施設企画運営の日本トレイド(福岡市博多区対馬小路、山崎和則社長)は七月二十九日、米大手映画会社パラマウント・ピクチャーズの大型テーマパーク計画で粕屋郡久山町に誘致を進めるパ ラマウント社のグループ会社とともに会見し、基本構想を発表した。
 テーマパークの名称は「パラマウント・ムービー・スタジオ・パーク」(仮称)。構想によると、同町山田地区の元ゴルフ場建設予定地で、敷地面積は百五十四ha。うち四十一・五haにパラマウント・ピクチャーズ配給の映画をテーマにした体験型アトラクションなどのテーマパークを整備する。二〇〇六年半ばに着工、一〇年の開業を目指す。
 パークのほかに、三つのリゾートホテル(計千八百室)、二万uの商業施設、五千席規模の野外劇場や、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)による映画技術者養成施設も建設する計画。総事業費は周辺施設を含め千四百億円を見込んでいる。年間入場者数は、開業数年 後に四百七十万人、十年後には五百四十万人を見込んでいる。
 同社は今後、事業計画を詰めていくとともに、二年後をめどに事業主体となる持ち株会社を設立し、国内外企業に出資を求める方針。同社とパラマウント社が共同で、施設の設計、建設、運営に当たる。
 山崎社長は「ハリウッドエンターテイメントの知名度、ブランド力に は大きな期待ができる。また、アジアの玄関口として韓国、台湾、中国などアジア地域からの観光客誘致にも貢献したい」と話している。 
 同社は、NKK日本鋼管や九電工、ペプシコーラなどが出資し、九八年二月に設立。九九年一月に博多区築港本町「ベイサイドプレイス博多」内の屋内スノーボード場「ビッグエア福岡」運営を中心事業として 創業し、昨年一月に同事業を新規設立した子会社潟rッグエア福岡に移管した。資本金は十三億九千七百五十万円。
 山崎社長は福岡県出身、博多商業高等学校(現沖学園高校)卒、大手商社に勤めたのち、九八年同社取締役副社長、〇〇年同社代表取締役社長に就任している。

2004.8.10 発行 週刊経済より


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