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2004年12月15日


マンション管理先4100戸の居住者向けにレスキューサービス

西部ガスリビング 現在5店舗体制

ガス機器卸、住設機器販売、リフォーム業の西部ガスリビング(福岡市博多区千代一丁目、吉田恭之社長)は十一月から、マンション管理先四千百戸(十月末現在)の居住者を対象にレスキューサービスを開始 した。
 これはユーザーニーズに応えて、マンション管理事業の付加価値サービスとして開始するもの。サービス内容は、電球交換、買い物の代行、重たい物の移動、水周りのチェックなど百種類程度を用意し、フリーダイヤルで連絡を受ければ、専門スタッフが駆け付け、安価な料金で問題 を解消するという。なお、緊急の場合は二十四時間体制で対応する。サービス名称は生活コンビニ「暮らす名人(めいと)」。
 吉田社長は「事業の採算ベースとしては厳しいが、エンドユーザーとの結び付きを強くすることができるため、本業の拡大につながるのではないかと考えている。特に現在の高齢化社会ではかなりのニーズが期待 できるのではないか」と話している。
 同社は一九八四年四月設立、資本金は四億八千万円、従業員数は二百三十九人。北部九州地区を中心に主要取引先四十社、販売店八十社がある。
 吉田社長は朝倉郡杷木町出身で、三四年八月二十八日生まれの六十九 歳。大分大学経済学部卒、趣味はゴルフ。

2004.10.19 発行 週刊経済より


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