関連会社の三洋ペイント東日本を合併

三洋ペイント　経営効率化図る

塗装工事業の三洋ペイント（北九州市八幡西区引野一丁目、松下俊一社長）は十月十二日付で、関連会社の三洋ペイント東日本（遠賀郡水巻町下二西三丁目）を合併した。
　営業拠点の再編を含めた経営効率化などが目的。今回の合併に伴い一千五百万円増資し、資本金を三千五百万円とした。また、六月一日付と七月五日付で改選した役員に加え、合併に伴い取締役を一人増員した。営業拠点は浜松、岐阜、岡崎、和歌山、仙台、いわきを統合などで閉鎖し、一旦十九支店を十五支店とスリム化した上で、合併により二十一支 店とした。
　合併後の役員は次の通り。
　▼社長　松下俊一▼取締役　川野孝、金山健一、安藤幸一、坪井慎也、島田英明、（新任）松下絵美▼監査役　松下とし子

10月18日中津市に支店開設

　また、同社は合併での拠点再編後の十月十八日、大分県中津市に支店を開設した。
　大分地区への営業強化が狙い。これまでは北九州本社・支店から営業に出向いていたことから、営業効率化も図る。 　場所は中津市大字金手十番二号、県道６７５号沿い「エルパティオビル」一階。同支店は全国二十二カ所目、九州地区では本社同所の北九州支店、福岡市、熊本市、佐世保市に次いで五拠点目となった。
　同社は一九九五年六月設立、資本金三千五百万円、従業員数二百人。二〇〇四年六月期の売上高は二十七億七千万円。九州五、中国三、関西 一、中部七、東北六の計二十二拠点を展開している 。

2004.11.9 発行　週刊経済より