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2005年1月28日


新天神地下街の開業は来年2月2日

福岡地下街開発 西日本最大級に

福岡地下街開発(福岡市中央区天神一丁目、友池一寛社長)は二〇〇五年二月二日、天神地下街延伸部分に「新天神地下街」を開業する。
 延伸部分の延べ床面積は一万八千u、長さは二百三十m、幅員四十六 mで、既設部分と合わせた五百九十mの地下商業施設は西日本最大級となる。また、地下広場を三カ所、地上出入口として階段十一カ所、エレベーター二カ所、エスカレーター(上下)二カ所設置し、新たに約五十店舗の商業テナントが入居する。田中邦義企画部長は「本来二十五歳から三十歳の女性をターゲットとしていたが、テナントによるターゲット 層とのズレが生じていた。これを期に既存部分に関してもさまざまな取り組みをし、出発点としたい」と話している。

 工事進捗率は10月末で88%

 また十月末の工事進捗率は、建築費ベースで八八%となった。現在は 地下広場の仕上工事とテナント内装工事を手がけており、十二月には地上施設や道路の普及工事に着手し、消防局などの官庁検査を予定。井上春男建設部長は「『十九世紀ヨーロッパの都市』をデザインコンセプトとし、オープンに向けて工事は順調に進行している」と話している。
 同社は一九七二年二月設立、資本金は六十五億八千二百二十八万円。 従業員は四十二人。天神地下街は一九七六年九月に開業。現在約百店舗が営業しており、三百七十台収容の駐車場を備える。
 友池社長は福岡市早良区出身、一九三一年九月二十二日生まれの七十三歳。九州大学法学部卒。福岡市助役を経て同社社長に就任している。

2004.11.16 発行 週刊経済より

 

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