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2005年2月8日


鞍手郡若宮町に新車点検などの新工場

トヨタリック九州 05年5月操業を目指す

トヨタ自動車九州の関連で新車点検や納車準備、配送などを手掛けるトヨタリック九州(鞍手郡宮田町大字上有木、武藤十平社長)は鞍手郡若宮町に新工場を建設している。操業は二〇〇五年五月を予定。
 トヨタ自動車九州は、来年九月には生産能力を年間二十三万台から同四十三万台に増強する計画に伴い工場を増設。これにより、同社敷地内で操業しているトヨタリック九州鰍ェ移転することとなった。場所はスポーツ・レジャー施設のアドベンチャーフィールド跡地。新車点検や 納車準備、用品取付、新車配送などの新工場で敷地面積は約十ヘクタール。
同社は、各販売店が実施してきた新車点検・整備、配送などの業務を集約、統合して一括受託する新会社として〇二年八月に設立。資本金は二億五千万円。
 同町大字沼口に自動車部品塗装の新工場
 また、トヨタ自動車九州の関連で自動車部品塗装を手掛ける五和製作所(愛知県豊田市勘八町長根、上田一芳社長)は、〇五年六月をめどに鞍手郡若宮町大字沼口に新工場を建設する。
 同社の九州工場は、トヨタ自動車九州鰍ゥら約二十六キロ離れた嘉穂 郡稲築町にあり、増強に対応できる体制を整えるためにトヨタ自動車九州鰍ノ直接納入する分野を若宮町の新工場に移管する。場所は、九州自動車道の若宮インターチェンジそば、ブレーキ管や鉄板などの電着塗装を手掛ける新工場で敷地面積は七千三百十u。
 同社は一九七三年六月設立、資本金は一千万円。

2004.11.30 発行 週刊経済より
 

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