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2005年2月16日


グループウェアパッケージソフトの販売を本格開始

BCC グループウェア「BEAM」

ソフトウェアの開発、システム構築、アウトソーシング事業を展開しているBCC(福岡市中央区六本松二丁目、冨田峰雄社長)は、昨年十一月一日から同社が開発したグループウェアソフトの販売を開始している。
 これは同社が取得しているISO9000、ISO14000シリーズやプライバシーマークなどの運用に対応した企業向けグループウェア、名称は「BEAM」。付帯機能は社員のスケジュール管理、掲示板/回覧板、メール、社内組織ラン、社員個別の個人ポータルサイト、所 在地確認版、電子会議、施設予約、TODOリストなどがある。価格は五十ユーザー約十八万円から無制限ユーザー八十万円で、一年間で約五千万円の売上増を目指している。

中国IT企業向けにパッケージソフトウェアを販売

 また、同社は現在システム開発、アウトソーシング、ソフトウェア開発の三本柱で展開を図っていたのに加え、十一月に同社が開発した顧客分析用ソフト「MISA」、商品分析用ソフト「CISA」の販売を十二月二日から中国企業に向けて本格開始する。これは設立当初から中国のエンジニアを雇用するなど準備を進めてきた中国進出計画の一環。今後はパッケージソフトを中心に中国内でのシェア拡大で売上増を目指す。同社は「当社が推進しているISOやプライバシーマークなどに対応できるグループウェアのパッケージソフトを、アジアとりわけ中国で広めていきたい」と話している。
 同社は一九六六年十月創業、設立、資本金は二億四千七百八十六万 円、従業員数は三百二十八人、売上高は五十三億六千八百六十万円(二〇〇四年三月売上見込み)。
 冨田社長は山口県出身、一九四二年六月二十六日生まれの六十一歳、九州大学法学部卒、趣味はステンドグラスの製作。

2004.12.7 発行 週刊経済より

 

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