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2005年2月24日


5年後めどにうどん店を100店舗体制へ

昭和食品工業 売上高は100億円突破を目指す

うどん・ラーメンなどの飲食店を経営する昭和食品工業(福岡市東区箱崎四丁目、澄川誠社長)は、五年後をめどにうどんチェーン店「小麦冶(こむぎや)」を百店舗体制、売上高百億円突破を目指す。
同社は現在、箱崎店(同区箱崎)、大野城店(大野城市)の二店舗を出店。十二月に松崎店(同区若宮)をオープンし、〇五年は十店舗の出店を計画している。〇四年までに発注システム、稼動計画システムのソフトを導入し、約六十店対応の製造能力を持つ自動化製麺ラインや研修センターを新設、生産・管理体制を整えている。
 小麦冶は、「かけうどん」が百四十円、最も高い「スペシャルうどん」でも四百九十円という低価格が特徴。めんは独自の製法で、直営の製めん工場で作っている。
 澄川社長は「今後は『小麦冶』を核事業とし、人材確保や育成にも力を入れていく。そしてより多くの人に美味しいうどんを低価格で楽しん でもらいたい」と話している。

福岡市東区若宮に3店舗目となる直営うどん店

また、同社は昨年十二月十四日、福岡市東区若宮に三店舗目となる直営うどん店をオープンした。
 これは多店舗展開の一環として出店したもので、店名は「釜揚げうどん小麦冶 松崎店」。場所は同区若宮五丁目の「若宮入口」交差点近く。店舗面積は約二百uで、客席数は八十二席。メニューはかけうどんや丸天うどん、スタミナうどんなど約二十アイテムを取りそろえる。客単価は約三百七十円で、月商八百万円を見込んでいる。営業時間は午前十一時から午前〇時までで、年中無休。
 同社は一九六九年九月設立。資本金は三千百六十万円。売上高は十三億五千六百万円(〇四年十月)。従業員は二百七十二人(パート、アルバイトを含む)。
 澄川社長は福岡県出身。一九六〇年十月十四日生まれの四十四歳。東 海大学海洋学部海洋資源学科卒。趣味は読書。

2004.12.21 発行 週刊経済より

 

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