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2005年4月7日


新業態の上海家庭料理店を3年間で50店舗以上

おむらいす亭 3月10日、福岡市東区に1号店

 「おむらいす亭」を直営およびFCで展開するおむらいす亭(福岡市博多区博多駅前二丁目、大久保貴之社長)は三月十日、福岡市東区東浜一丁目の商業施設「ゆめタウン博多店」内に、新業態として上海家庭 料理店の第一号店を出店した。今年夏期までに最低五店舗、三年間で五十店舗以上を展開していく予定。
 「家中家(ジャートンジャー)」の屋号で上海で六店舗、「家家厨房(ジャージャーチュウファン)」の屋号で東京で二店舗の飲食店を展開するジャージャージャパン(東京都千代田区九段北一丁目)と業務提 携し、同社が「家家餐飯(ジャージャーツァンファン)」の屋号で出店するもの。同社では「家家餐飯」を「おむらいす亭」に次ぐ第二の柱としてを捉えており、今後は両店で直営およびFCの全国展開を図っていくという。  第一号店となる「家家餐飯ゆめタウン博多店」は、店舗面積が二百二 十四u、客席数は七十四席。客単価は千二百円を想定。初年度売上高一億五千万円を見込む。食事メニューは約六十種、ドリンクメニューが約二十種で、上海で大人気の肉汁たっぷりの焼肉まん「家家生煎(ジャージャーサンチェン)」、上海たまり醤油を使った「黒い炊飯」、上海人が朝食に食べている麺「上海つゆそば」など、上海家庭料理の味をウリにしていく。また、最近の健康ブームの中で注目されている中国茶を六十種類揃え、デザートとのセットメニューをメーンとするティータイムを午後二時から同五時まで設定し、ランチタイム、ディナータイムと合わせて、営業時間内の集客率が落ちないように工夫する。

「おむらいす亭」が全国100店舗を突破

また、同社が直営およびFCで展開している「おむらいす亭」は昨年九月に百店舗を突破、二月現在で、直営三十六店舗、FC六十七店舗で計百五店舗となった。  二〇〇二年十月、北海道のイオン札幌桑園店が五十店舗目で、昨年九 月、奈良県の高田サティ店で百店舗を突破した。なお、今期以降の出店計画は、毎年直営五店舗、FC四十店舗ペースで、二年後に二百店舗体制になる予定。  同社は二○○○年十一月設立、資本金は四千万円、売上高は二十八(〇四年六月期)、従業員数は六百人(パートアルバイト含む)。

2005.3.1 発行 週刊経済より

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