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2005年5月18日


鑑定ソリュートと平成総合鑑定所福岡が合併

鑑定ソリュート福岡 4月1日付で

 

 不動産鑑定業務などを手がける鑑定ソリュート(福岡市博多区博多駅東一丁目、安東清美社長)と平成総合鑑定所福岡(福岡市博多区博多駅東二丁目、坂本圭社長)は、四月一日付けで合併し、鑑定ソリュ ート福岡(福岡市博多区博多駅東一丁目、廣原浩一社長)となった。
 合併により、九州各県にあるグループ会社の統括的役割を担う同社の体制を強化する。
 資本金は二千五百万円、本社は旧鑑定ソリュートと同所の福岡市博多区博多駅東一丁目のはかた近代ビル五階。すでに十一月に事務所の統 合は完了している。スタート時の従業員数は十一人。
 新会社の役員は次の通り。
 ▼会長 (鑑定ソリュート社長)安東清美▼社長 (平成総合鑑定所福岡専務)廣原浩一▼取締役 (鑑定ソリュート会長)向野昌邦、(平成総合鑑定所福岡社長)坂本圭、(鑑定ソリュート取締役)向野泰子

 統括・持株会社のソリュート総合研究所を設立

 また、同グループは、統括・持株会社として、同日付でソリュート総合研究所(福岡市博多区博多駅東一丁目、坂本圭社長)を設立した。
同社でグループ内の人事、総務などの役割を一元化して担い、グループ内各社の効率性を高める。
 また、株式保有を通じ、グループ内の連携強化と企業統治を進め、経営戦略や営業戦略の一元化を図る。そのほか、新規分野の研究開発に関する効率化を図るほか、グループのシンクタンク的機能を果たすことも 目的としている。鑑定評価機関で統括・持株会社方式を採用したのは同社が初。
 資本金は六千五百万円、本社は鑑定ソリュートと同所。スタート時の従業員は十五人。
 新会社の役員は次の通り。
▼会長 向野昌邦▼社長 坂本圭▼取締役 安東清美、廣原浩一、植山聖也、福田勝法、樋口純一、麻生田栄壽、古清水賢一、西川修一、玉那覇兼雄
 また、同グループでは、同日付でソリュート・アーバン・マネジメント(福岡市博多区博多駅東一丁目、植山聖也社長)を設立した。
 同社は主に、今までグループ各社で不動産鑑定以外に手がけていた補償コンサル、都市再生、PFIなどに関する業務を手がける。コンサルティング能力のある専門部隊を同社に集約し能力を高めることをねらう。
 資本金は千三百五十万円。本社は鑑定ソリュートと同所。スタート 時の従業員は五人。
 新会社の役員は次の通り。
 ▼会長 向野昌邦▼社長 植山聖也▼取締役 安東清美
 向野昌邦潟\リュート総合研究所会長は、「今後は不動産鑑定評価のノウハウを生かし、新規分野を広げていきたい。今年度はグループ全体 で売上高約六億円を目指す」と話している。

2005.4.5 発行 週刊経済より


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