宮崎県を中心にホームセンターを展開するハンズマン（宮崎県都城市吉尾町、大薗明照社長）は今年秋をめどに、大野城市上大利に同社で八店舗目となる新店舗をオープンする。福岡県での出店は初めて。
場所は県道31号そば、日の浦池近く。敷地面積は二万千六百十九㎡。鉄骨造の二階建てで、延床面積は一万八百十一㎡。一階は六千七百三十四。二階は四千七十七㎡。売場面積は九千㎡で、屋内が七千二百七十㎡、屋外が千七百三十㎡。取扱品目はＤＩＹ用品を中心に、家庭用品、カー・レジャー用品など約十五万アイテム。スタッフ数は百二十人。駐車台数は七百台。店舗名は「ＤＩＹホームセンター ハンズマン 大野城店」。営業時間は午前七時から午後十時まで。同社では「既存店で積み上げてきたお客様要望商品をもとに、豊富な品揃えで、福岡の皆様に親しみ、愛される店舗にしたい」と話している。
九州地区でホームセンターの多店舗化を推進
また同社は九州地区で、今後「ＤＩＹホームセンター ハンズマン」の多店舗化を進めていく。
中・長期計画目標で、地域一番のＤＩＹ大型専門店になり、九州地区におけるリージョナルチェーンを目指している同社は、一九八六年に宮
崎県都城市に第一号店を開店後、宮崎県を中心に九州各県への出店を進めてきた。二〇〇〇年に鹿児島県国分市に初の県外出店となる「国分店」、二〇〇一年に熊本市に「画図店」、二〇〇三年に大分市に「わさだ店」を出店し、二〇〇五年秋には福岡県大野城市に「大野城店」を出店する予定。今後は各県にドミナント出店（特定地域に集中的に店舗を出店すること）を進めていく。
同社は一九一四年一月創業、一九六四年十二月設立。資本金は十億五千七百五十万円、従業員数は六百人。売上高は百三十三億九千四百万円（〇四年六月期）。
2005.4.19 発行 週刊経済より
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