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2005年8月31日


売上高410億円で10.8%増、経常利益12億円で1.0%増

南陽 3月期決算 売上高、経常利益とも過去最高に

 

 福岡市博多区博多駅南五丁目の産業機械卸・鞄陽(武内禮次社長)の〇五年三月期決算は、売上高が四百十億円で対前期比一〇・八%増、経常利益が十二億八千万円で同一・〇%増の増収増益となり、ともに過 去最高となった。当期純利益は七億五千万円で同二・一%増となり、経常利益、当期純利益とも前期に続き過去最高を更新した。  建設機械事業では、中古建設機械の輸出が中国の金融引き締めの影響を受けたものの、既存取引先への販売強化で油圧ショベルやクレーンの販売が好調に推移。また、環境関連商品でも自社開発製品の販売が順調 に拡大した結果、建設機械事業全体の売上高は二百二十五億九千万円で、対前期比〇・三%増となった。しかし、予期せぬ不良債権の発生や懸念債権に対する引当てを前倒しして、営業利益は対前期比一六・三%減の八億一千万円に止まった。  産業機器事業では、既存取引先の深耕で新たな需要創造と、国際分業 化で技術移転が進む市場に対応するために国内外で新規取引先の開拓に努めた。その結果、半導体製造装置の販売が好調に推移するとともに、中国製機械部品の国内展開についても順調に拡大し、産業機器事業の売上高は、対前期比二七・〇%増の百八十四億三千万円、営業利益は同三二・〇%増の八億円となった。
 海外売上高は六十一億八千万円で対前期比一七・五%増となり、連結売上高に占める割合は、前期から〇・九ポイント上昇して一五・一%まで伸びた。特に、中国・台湾・マレーシア・シンガポールなどのアジア地域は、売上高が五十一億四千万円で対前期比一七・八%増と引き続き順調に推移している。  今期見込みは、売上高が三百七十億円で対前期比九・八%減、経常利益が十三億円で同一・〇%増、当期純利益が七億二千万円で同五・一%減を見込んでいる。

2005.6.14 発行 週刊経済より


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