資産運用型マンション分譲のえん（福岡市中央区大名二丁目、原田透社長）は二月八日から、同博多区御供所町に独自の「エンクレストマンション」シリーズで最大級となる、十五階建て百六十八戸のマンション・「エンクレスト御供所町」の建設に着手した。販売開始は〇七年二月、完成は同年三月を予定している。
今回のマンション建設は、大博通り沿いという好立地を考慮して主に転勤族などの入居を対象として建設したもの。戸数は百六十八戸、鉄骨鉄筋コンクリート造十五階建て、土地面積は約八百㎡となる。部屋概要は二四・三〇㎡～二四・四五㎡のワンルーム用が百四十戸、三六・四五㎡から四一・四〇㎡までの妻帯者向けが二十八戸の計百六十八戸。販売価格帯は未定。
原田社長は「今回の百六十戸は当社では最大級の物件となる。単身者はもちろんのこと、妻帯者などにもエンクレストマンションをアピールできる物件になった」と話している。
同社は一九八九年一月創業。一九九六年十一月設立。資本金は二千五百万円。従業員数は七十三人。二〇〇五年三月期の売上高は五十四億七千万円。現在福岡市博多区、中央区を中心として計二十六棟の自社ブランド「エンクレストマンション」を展開している。
2005.8.2 発行 週刊経済より
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