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2005年10月12日


来年度中にゲームセンターなど新業態3店舗計画

久留米市のアペックス 新たな収益基盤に

 

  福岡県内でレンタルビデオ店などを展開する潟Aペックス(久留米市小頭町四丁目、梶原龍也社長)は、来年度中(〇五年十一月〜〇六年十月)に新規事業としてゲームセンターを一店舗、リサイクル専門店を二店舗出店する計画を進めている。
 既存のレンタルビデオ、インターネットカフェに次ぐ事業として、また、成熟化したとされるレンタルビデオ市場に変わる新たな収益基盤として展開するもの。具体的な概要はこれからだが、計画では両形態それぞれの標準出店面積を約一千二百u、一店舗あたりの総投資額を三億円とし、現在福岡県をはじめとする九州全域を視野に出店用地を物色しているという。梶原社長は「これからはレンタルだけに頼らない新たな事業の柱を持つ必要があるだけに、早く新規出店を実現し軌道に乗せたい」と話している。

10月決算は売上高で2%増の25億3000万円見込む

 また同社の今年十月期決算は、売上高が前年同期比二%増の二十五億三千万円、経常利益が一〇%〜一五%減の三千万〜五千万円で増収減益を見込んでいる。
 売上高は主力のレンタル部門で、既存店の一部が業態変更や競争激化で前年水準を下回るが、その他の既存店、および物販、インターネットカフェ事業がおおむね好調を維持し全体的には微増で推移。一方の経常利益が販管費は前年並となるものの、レンタル用DVDを中心とした仕入れコストの増大が利益を圧縮し減益になる見込み。梶原社長は「今期は組織、財務をはじめとした内部体質の強化に位置付けたが、来期は攻めの年として出店を積極化させ、大幅な売り上げ増につなげたい」と話している。なお来期は新業態三店舗の新規出店効果など見込めるため、目標売上高は三十億円を設定している。
 同社は一九八四年十月創業、八九年一月設立、資本金は三千五百万円。〇四年十月期の売上高は二十二四億七千五百万円、従業員数は三百三十人(パート・アルバイト含む)。現在十七店舗を出店しているレンタルビデオ店「ビデオアメリカ」を軸に、カラオケ店、インターネットカフェなどを展開している。
 梶原社長は四六年八月二十日生まれの五十八歳、久留米市出身、福岡大学卒、趣味は旅行。

2005.8.17 発行 週刊経済より


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