ホークスタウンモール内に自社最大規模の雑貨店
ヒロコーポレーション 7月23日に
雑貨店、韓国料理店を運営する潟qロコーポレーション(福岡市東区松崎三丁目、井上文子社長)は七月二十三日、潟zークスタウン(同市中央区地行浜二丁目、増井利夫社長)が所有、管理する商業施設「ホークスタウンモール」二階に、自社最大規模の雑貨店「RCCホークスタウン店」をオープンした。
同社は二〇〇〇年四月からホークスタウンモール一階に韓国料理店「YUUJIN」を出店しており、「平日とイベント時での格差はあるものの若年層の集客力が強い」(井上恭枝副社長)と分析、〇五年十一月にオープンするホークスタウン第二モールとの相乗効果も見込めることから、二十代の女性をターゲットに雑貨店「RCC」を出店した。RCCとしては九店舗目の出店。
RCCホークスタウン店は全八店舗の中でも最大規模で、売場面積が約百六十五u。客単価は二千五百円を想定し、初年度売上高は八千万円を目指している。店内には衣類をメーンにバック、帽子、アクセサリーなど約二万点揃えており、中国の自社工場で製造したキャミソールをメーンとした衣類や、中国、韓国から買い付けた雑貨を手頃な価格で販売する。
RCCは二十代後半から四十代の女性をターゲットにした雑貨店で、福岡に三店、熊本に三店、千葉に一店、神奈川に一店舗を展開している。
11月熊本県の宇土シティモール内に10店舗目の雑貨店
また同社は十一月、熊本県宇土市のショッピングセンター「宇土シティモール」二階に、雑貨店RCC十店舗目の「RCC宇土店(仮称)」をオープンする。
同社はこれまで集客力のある商業施設への出店を進めており、同フロアには椛蜻n産業(広島県)が展開する百円ショップ「ザ・ダイソー」のほか潟nニーズ(福島県)が展開するヤングカジュアル・婦人服「ハニーズ」が入居することから、同店がターゲットとする二十代後半から四十代の女性を集客できると見込み出店する。
RCC宇土店は売場面積が約百六十五u。店内は衣類をメーンにバック、帽子、アクセサリーなどを揃える予定。
井上恭枝副社長は「雑貨店の展開にめどがついたら、今後は韓国料理店『YUUJIN』の展開もしていきたい」と話している。
同社はエステサロンを本業に一九八八年四月、雑貨の販売を開始。九四年一月に泣qロコーポレーションとして法人化、二〇〇〇年一月には株式会社に組織変更。資本金が一千万円。従業員数が六十人(パート・アルバイト含む)。〇四年十二月期売上高が四億円。RCC九店のほか、十代の女性をターゲットとした雑貨店「紅い実」を福岡に四店、熊本に一店、広島に二店と韓国料理店を一店展開している。
井上社長は福岡市出身。一九三八年四月二十九日生まれの六十七歳。中村学園短期大学卒。趣味は舞踊、カラオケ。
2005.8.17 発行 週刊経済より
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