ＣＡＴＶ加入世帯数は11.7％増の約169万世帯に
九州総合通信局 世帯普及率は32.4％に
九州総合通信局がまとめた二〇〇二年度末の九州管内（沖縄除く）のケーブルテレビ（ＣＡＴＶ）普及状況によると、施設数が前年度比二・七％増の五千二百二施設、加入世帯数が同一一・七％増の約百六十九万
世帯となった。
加入世帯数の増加数は、約五万四千五百世帯の二〇〇〇年度から一転し約二十八万三千五百世帯の大幅な増加となった〇一年度には及ばないものの、約十七万七千二百世帯と順調に伸び、増加率は全国合計の九・八％を上回った。施設数の増加数も自主放送が七、再送信が百二十九の
計百三十六施設増加し、増加率は同二・七％と全国合計の〇・六％を上回った。
ＣＡＴＶの住民基本台帳世帯数に占める普及率は前年度比三・一ポイント増の三二・四％とおよそ三世帯に一世帯がＣＡＴＶに加入している状況となった。ただ全国計の普及率四八・〇％と比較すると、依然大き
く下回っている。県別の普及率は佐賀県が四六・三％、大分県が四五・八％と従来同様に高いが、福岡県は加入世帯数が一七・一％増加し普及率は前年度比五・六ポイント増加の四一・四％と佐賀、大分両県との差が縮まった。
また九州管内におけるＣＡＴＶインターネット接続サービスの加入世 帯数は三月末で約十六万千六百世帯（三十四事業者合計）となり、前年三月末（同二十七事業者計）と比べて六一・二％増となった。なお同サービスは六月二十三日現在三十七事業者が第一種電気通信事業の許可を受け、サービスを提供している。
2003.07.23 発行 週刊経済より
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