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2003年9月17日

「ジャスコ甘木」内に福岡3店目の生活雑貨店

大分県のリラコーポレーション 多店舗展開積極化

 生活雑貨店経営などの株式会社リラコーポレーション(大分県中津市、黒川豊治社長)は八月八日、甘木市大字甘木にある「ジャスコ甘木ショッピングセンター」内に福岡県内三店舗目を出店した。
 同社が展開する生活雑貨店「生活実感工房」では、メーカー品のほかに各店舗の地元の工房、作家の陶磁器や織染物、木工品、ガラス細工などを三〇%〜四〇%取り扱うのが特徴。今年はすでに四店舗出店するなど、九州・沖縄地区での多店舗展開を開始しており、福岡県では「サンリブエル苅田店(京都郡苅田町)」内の直営店、「福岡東サティ店(粕 屋郡志免町)」内のFC店に次いで三店舗目。全体では直営店・FC店含め九店舗目。店舗の標準面積は百平方メートル。一店舗当たりの商圏人口を約三万人と設定し、今後は人口二十万人規模のエリアに直営店一店舗とFC店五店舗の割合でドミナント出店していく方針。一店舗当たりの三カ年損益計画は、初年度の売上高が三千万円、利益が五百五十万円、二年度 の売上高が三千五百万円、利益七百七十五万円、三年度目の売上高が四千万円、利益一千万円。いずれも経費は八百万円と想定している。
 新店舗は、馬田頓田線沿い大分自動車道甘木IC近くの「ジャスコ甘木店」の二階にテナント入居する。売り場面積は七十平方メートル程度で、スタッフ四人でスタートする予定。オープン当初は、他店舗で取り扱っている 各地の地元作家や工房の作品、一般に流通している商品を取り扱うが、オープン後は地元の工房や作家に呼びかけ、全体の三割から四割程度の商品を仕入れる計画。初年度の売上目標は約三千万円としている。
 特に「これまでFC店は募集していないにも関わらず、すでに三店舗出店しており、周囲の関心度は高い」(大矢匡常務)という。
 同社は二〇〇〇年二月創業・設立、資本金三千三百七十万円、従業員数三十人。二〇〇三年一月期の売上高は八千六百万円。七月末時点で大分県に直営三店舗、福岡県に二店舗(直営一店舗)、佐賀県に直営一店舗、宮崎・熊本各県にFC店を一店舗ずつ展開している。このほか株式会社エム・ティ・シー(福岡市中央区大名一丁目)の子ども向けパソコン教室 「MTCキッズ」のFC店も展開している。

2003.08.5 発行 週刊経済より

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