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2004年2月24日

小規模有料老人ホームの建設、受託運営

平成建設  土地活用手段で、年2棟ペース

 建設土木工事業の平成建設(前原市前原西五丁目、西原幸作社長)は〇三年末から、土地有効活用手段として小規模有料老人ホームの建設、受託運営事業を開始した。
 同社は関連の社会福祉法人今山会で老人保健施設「寿生苑」(福岡市西区大字田尻)を運営してきた実績・ノウハウを活用し、約二年前から高齢化社会における土地有効活用手段として同施設を構想してきた。入居定員は十八人から二十四人程度の小規模有料老人ホームで、建設に必要な敷地は約六百六十u〜八百二十五u、総工費は一億円強に抑える。 運営は同社の子会社・新希望が受託、食事部門も子会社のハートフーズで受託する。施設名は有料老人ホーム「ケア・ラポート」で展開。入会金は地域によって異なるが、八十万円から二百万円程度、月利用料を十五万円から十七万円程度に設定する。なお、土地オーナーには年一〇%以上の利回りを確保できるように提案し、初期投資も十五年内で完済 するように設定する計画。来年から年二棟ペースで多店舗展開していく予定。
 同社は一九四七年創業、七〇年一月設立、資本金は一億円、売上高は五十億九千六百万円(〇三年六月期)、従業員数は六十七人。
 西原社長は前原市出身で、四八年九月二十一日生まれの五十五歳。筑紫工業高校卒、趣味はゴルフ。

2003.12.09 発行 週刊経済より
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