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2004年4月13日

油山病院敷地内に精神科の新病棟を計画

泯江堂  09年の着工を目指す

 医療法人泯江堂(福岡市早良区野芥五丁目、三野原和光理事長)は、運営する油山病院(同所、三野原義光院長)敷地内東側のデイケア棟および東館の新築を計画している。
 同法人が二〇〇二年から推進している「マスタープラン建築計画」の第二期工事にあたるもので、精神科デイケア、痴呆性老人への対応を充実させるため鉄筋コンクリート造り二階建ての「デイケア棟」および精神科一般病棟の「東館」を建て替え、新「東館」を建設する。
 新東館は五十床の一般病棟のほか、九人定員の痴呆性老人グループホ ームを二つ、精神科福祉ホーム、精神科授産施設の併設を計画。敷地内の痴呆対応型介護老人保健施設「からざステーション」を中心に、外来・入院から退院後の社会生活、社会復帰、職業訓練までを支援できる体制を整える。建物の規模や詳細な施設概要は未定だが、二〇〇九年の着工、二〇一一年の完成を計画している。  16年までに中核施設の西本館を改築
 また、第三期工事(二〇一四年〜一六年)では精神科病棟の「西本館」を改築する。
 「西本館」は鉄筋コンクリート造二階建てで、外来棟と内科療養病棟のほか、総務部事務室や大会議室、待合室、面会室、ナースステーショ ンなどで構成される中核施設。改築と同時に外来部門を新設するほか法人本部、総務部門、事務機能などを集約、業務の効率化を図る。着工は二〇一四年、完成は二〇一六年の予定で、第三期工事で精神科病棟のリニューアルは完了する。
 「マスタープラン」は二〇〇二年、創立四十周年を機に作成されたハ ード・ソフト両面における長期的な組織改革プラン。二〇〇二年から〇三年までの第一期工事では、精神科急性期治療病棟四十床を中心とした精神療養病棟六十棟(北館)を新設、昨年十月に完成している。
 同法人は一九六二年三月の設立。従業員数二百七十七人。「油山病院」(精神科、神経科、内科、循環器科)、「からざステーション」の ほか、訪問介護ステーション「あいりす」、介護保険手続代行および介護相談を手掛ける「ケアセンターのぞみ」、精神科グループホーム「サンライズ山荘」を運営している。

2004.2.17 発行 週刊経済より

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