logo
 
2004年5月3日

西鉄大橋駅の高架下に託児施設を開設

西日本鉄道 グループ初の託児所事業

 西日本鉄道(福岡市中央区天神一丁目、長尾亜夫社長)は、西鉄天神大牟田線の大橋駅南側の高架下(福岡市南区大橋二丁目)に、託児施設「にしてつキッズワールド大橋」を三月十五日から開設した。託児所 事業への参入は同社グループ初。
 対象年齢は一歳から小学校低学年までで、アメリカで高い評価を受けている幼児教育の「クリエイティブ・カリキュラム」をベースにし、外国人の先生による異文化への興味と理解の育成や、子どもの自主性を尊重して学ぶ姿勢をサポートする、新しいタイプの託児施設となる。施設面積は約二百u、営業時間は午前九時〜午後六時。売上目標は三千五百万円 (平年度)。託児所事業への参入は、同社グループで初めての試みで、同施設の運営については、保育サービス事業を手掛けるピジョンハーツ梶i東京都、須郷達也社長)に委託する。料金は、月極で月額一万千八百六十五円〜、一時預かりで一時間千三百六十五円〜。英会話プログラムは、月額九千九百七十五円(週一回・六十分)、入園準備クラスは月額二万三千百〜五万四百円(週一〜三回・四時間)。
 同社では「同施設の開設により、天神大牟田線の付加価値の向上を図るとともに、天神大牟田線をご利用のお客さまや沿線にお住まいの皆さまの生活に貢献できれば」としている。また、今後の展開については、大橋の利用状況などをみながら検討していく。
 筑豊電鉄線に新駅「新木屋瀬駅」を開設
 また、西鉄グループの筑豊電気鉄道(中間市鍋山町、米津順一社長)は、北九州市八幡西区木屋瀬一丁目に二十一番目の駅となる「新木屋瀬(しんこやのせ)駅」を四月下旬に開業する。昭和四十五年の今池駅以来三十四年ぶりの新駅開設となる。
 利用者からの要望に加え、潜在需要の開拓につなげるため新駅を開設するもの。筑豊鉄道線は黒崎駅前〜筑豊直方間の十六qを結ぶ鉄道路線で、新木屋瀬駅は楠橋駅と木屋瀬駅間に設置する。総工費は約二千九百万円で、乗降客数見込みは約六百二十人/日。「新駅の周辺は宅地が多く立地し、黒崎地区のベッドタウンとなっている地域。地域のみなさまのさらなるサービス向上を図るとともに、利用者の増加につながることを期待している」としている。

2004.3.9 発行 週刊経済より

※上記の記事は弊社が発行するニュース速報紙「週刊経済」の一部抜粋記事です。他企業の詳細情報まで御覧になりたい場合は、御購読をお勧めします。また、その他に御質問・御要望などございましたら下記に御連絡下さい。
メールは、info@fukuoka-keizai.co.jp  連絡先は、092ー474ー4455 インターネットNEWSリリース担当 高嶋まで

ウェブサイトで1日1記事を掲載して毎日更新をしていますが、メールマガジンでは『ふくおか経済NEWS速報!』を1週間分まとめて先行してお届けしています。
ふくおか経済NEWS速報! メールマガジン 購読申し込みふくおか経済news速報申込み(無料)
 バックナンバー
HOME月刊ふくおか経済最新号ニュース投稿/取材依頼広告掲載人材採用/転職お問い合せ 会社案内
Copyright (C) 2000 fukuoka keizai. All rights reserved. 掲載記事の無断転載はお断りします。