平成電電全国47都道府県で営業拠点体制を構築

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2004年5月26日

全国47都道府県で営業拠点体制を構築

平成電電　２月16日の高知営業所開設により

　通信事業の平成電電（本社・東京都渋谷区広尾一丁目、本部・福岡市中央区天神一丁目、佐藤賢治社長）は、二月十六日開設の高知営業所で全国四十七都道府県の営業拠点体制を構築した。　
　同社は〇一年十二月にマイラインサービスを開始して以来、全国各地で営業拠点開設を進めてきた。全国拠点網を確立したことにより、昨年十二月から本格開始した直加入電話サービス「平成電話」を中心に各種通信サービスを全国規模で展開する。「平成電話」は、ＮＴＴと同等の直収線による固定電話サービスで、全国どこにかけても三分間六・八円と低価格であることが特徴。また、固定発ケータイ料金の独自設定権を取得し、先頭に「〇〇八四七」をつけてダイヤルすると、エリアに関係なく全国一律六十円、携帯電話（ＮＴＴドコモ、Ａｕ）から携帯電話への通話も三分百十円、携帯電話から固定電話への通話を三分七十円で提供している。　
　自社直加入電話同士の通話料金を無料化　また、同社は三月四日から、直加入電話「平成電話」同士の通話料金を無料化するサービスを開始した。　
　これまでの「かけ放題プラン」では、事前に登録した五番号のみ、通話時間が一カ月六十時間という制限があったが、今回の「新・かけ放題プラン」では、「平成電話」同士の通話料金を無料化した。月々のアナログ回線利用料金は、法人が月額六百円、個人が月額三百円、デジタル64が法人千円、個人五百円、デジタル1500が法人個人一万円となっている。　
　同社は一九九〇年七月設立、資本金は十二億三千六百二十六万円、売上高は二百七十二億円、従業員数は九百人。営業拠点は全国都道府県五十一カ所（大阪二、東京二、名古屋二、福岡二）に展開。　
　佐藤社長は長崎市出身、一九五一年八月三十日生まれの五十二歳、九州大学工学部土木学科卒、趣味は車、読書。

2004.3.30 発行　週刊経済より

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