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2004年8月2日


学習塾で中国進出、来年3月までに3拠点を開校

明光Vコーポレーション 香港に現法、9月に第1号教室

 学習塾などを展開する明光Vコーポレーション(福岡市中央区薬院三丁目、肥川正嗣社長)は今後学習塾で中国進出を積極化、来年三月までに香港・上海で三拠点の開校を計画している。
 コア事業である学習支援事業の強化拡大を目的に、市場規模の大きい中国での展開で今後の事業グローバル化に弾みをつける。すでに香港には現地法人を設立し、現地の中国人や日本人スタッフへの社員教育を実施するなど開設準備も本格化。早ければ今年九月にも香港に第一号教室を開校し、来年三月には同所で二拠点目、上海地区でも同時期に一教室 の開校を目指す。
 展開する塾形態は「明光義塾」をモデルとした個別指導型で、一教室あたりの生徒数は約百人規模とする計画。開校場所は未定だが、現在立地調査の段階で数カ所の候補地を選定しているという。
 肥川社長は「受験事情の違いはあるが、日本で普及した明光義塾の教 育システム、およびビジネスモデルを中国に輸出することに違和感はない。ぜひ今後のアジア・アメリカ・ヨーロッパでの展開の足がかりにしていきたい」と話している。
 同社では現在、「明光義塾」を九州、山口、沖縄地区で直営・FC合わせて約二百五十教室を展開。

 本社を福岡市中央区薬院1丁目に移転

 また同社は六月十四日、福岡市中央区薬院一丁目の九階建てビルに本社機能を移転した。
 事業拡大および生徒数増加に伴い現事務所が手狭になったためで、場所は「西鉄薬院駅」西側、城東橋西交差点近く。延べ床面積は二千六百 uと旧社屋の約二倍となった。
 フロア構成は一階が総合ロビー、二階が集団指導型「ena―TOPn」(エナトップ・エヌ)の管理本部・講義教室、三階が個別指導型「明光義塾」の講義教室、四階が英会話・留学支援事業部の「シェーン英会話スクール」、五階がリクルート事業部、六階が関連会社でコン ピューターシステム開発業の潟Cージア、七階が「明光義塾」の管理本部、八階が総務、九階が会議室・社長室となる。
 また、一階の総合ロビーは、現在飲食店舗が入居しているため、退去する八月を待って内装工事に着手する。肥川社長は「新たな節目を期に、これまでの単なる学習支援だけでなく、『生活支援』、『人生支援』が可能な企業体を目指し、地域社会に貢献していきたい」と話している。
 同社は一九七五年五月に福岡教育学院として創業、八四年二月設立、資本金は五千万円、売上高は二十一億円(〇三年一月期)、従業員数は百一人、個別指導型「明光義塾」と集団指導型「ena―TOPn」 (エナトップ・エヌ)を計二百三十教室展開している。昨年六月に西日本教育社から社名変更した。
 肥川社長は四七年十二月十七日生まれの五十六歳、福岡市東区出身、北九州大学卒、趣味はゴルフ 。

2004.6.15 発行 週刊経済より


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