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2004年12月13日


フィリピン人技術者の派遣業務を強化

九州スタッフ 県内で年間100人の派遣目指す

人材派遣業の九州スタッフ(福岡市博多区博多駅南一丁目、大霜洋社長)は今後、フィリピン人技術者の常駐派遣サービスを強化する。
二〇〇一年から開始した同サービスが、これまでに約三年間で関東地区 の日本企業を中心に百五十人以上の技術者を派遣するなど好調なことから、今後も主にIT業界や製造業向けに営業を強化する。外国人技術者を中国やインドなどから派遣するケースが多い中、同社はフィリピン人技術者に特化、今後は福岡県内でも年間百人の派遣者数を目指す。
 同社ではフィリピンのデ・ラサール大学や南フィリピン大学といった 複数の有力大学、および現地企業と提携しており、大学でコンピュータ技術の専門教育を受けた者の中から、日本での就労希望者を対象に、ニーズにあった技術者を人選。そのうえで日本語や日本文化の教育を受けた人材を派遣している。特にプログラム言語の「Java」や「C++」のオブジェクト指向型技術が得意分野とされており、「大学入学時から 将来を決めて専門教育されている彼らのIT技術は、使い方によっては日本人以上のパワーを発揮する。彼らの真面目な性格や、仕事に取り組む姿勢も派遣先企業から高く評価されている要因の一つ」(同社)という。
 大霜社長は「IT業界の技術者不足が叫ばれる昨今、今後も優秀な外 国人技術者に対する需要は高まる。今後も付加価値をつけた人材サービスとして普及促進を図っていきたい」と話している。

 4拠点目となる大分営業所を開設

 また同社は十月一日、大分市賀来南一丁目に、四拠点目となる大分営 業所を開設した。
 広島、滋賀、鹿児島に次ぐ拠点として、大分都市圏を中心に新規開拓を目指すもの。場所は通称「医大通り」近くで、所長には、渕野修元パナソニックCCソリューション九州支社課長が就任した。
 同社は一九九八年四月設立、資本金は一千万円、〇四年三月期の売上 高は三億円、従業員数は十人。
 大霜社長は一九四三年八月十日生まれの六十一歳、大分県中津市出身、北九州市立大学商学部卒、趣味はゴルフ 。

2004.10.19 発行 週刊経済より


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