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2005年1月6日


井筒屋大牟田店跡に分譲マンションを建設

コンダクト 総事業費は約16億円

不動産の再生事業を手掛けるコンダクト(福岡事業本部:福岡市中央区渡辺通五丁目、和田克之社長)は、大牟田市新栄町の井筒屋大牟田店跡に二十階建て分譲マンションを建設する。完成は二〇〇六年十二月 を予定している。
 敷地面積は約二千百u、建設面積は九百四十u、延べ床面積は約八千三百三十u。戸数は2LDK、3LDKがそれぞれ十八戸、4LDKが三十六戸の合わせて七十二戸。駐車場台数は七十二台。鉄筋鉄骨コンクリート造の建物で、高さ六十二・六m。大牟田では最も高いマンション になるという。総事業費は約十六億円で、十一月初旬には解体に着手し、来年四月着工の予定。二階にはオフィスなど業務機能を持たせるほか、西鉄新栄町駅へつながる通路、来街者も立ち寄れる緑地など公的施設も計画している。
 井筒屋大牟田店は、二〇〇一年に閉店し早期活用が求められていた。 同社は十月二十日、土地・建物を含め約八千万円で、所有者の久留米井筒屋と売買契約を結んだ。和田社長は、「大牟田の街活性事業の大きな柱としていきたい」と話している。
 同社は一九九四年十一月設立、資本金は二億一千二百十三万円。従業員は二十人。また現在、博多区下呉服町に十階建て賃貸マンション「コ ンダクト下呉服町一番館(仮称)」と「コンダクト下呉服町二番館(仮称)」二棟と、同区博多駅東一丁目に十一階建てマンション「コンダクト博多駅東マンション」を建設している。

2004.11.2 発行 週刊経済より

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