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2005年6月21日


モバイルコマース事業で包括的業務・資本提携

JIMOSとサイバード 双方の強みを融合

 

 通信販売のJIMOS(福岡市中央区天神一丁目、小村富士夫社長)と携帯電話向けコンテンツサービスのサイバード(東京都港区六本木六丁目、堀主知ロバート社長)は三月一日、モバイルコマース事業で包括的業務・資本提携した。
 双方のもつ特性、競争力、経営資源を融合させることで、広範なモバイルコマース事業を推進していくもの。資本提携にあたり、サイバードは三月二十三日までに新株引受けと既存株主からの譲渡でJIMOS発行株式の一五・九%を取得。六月三十日までに追加譲渡受けて合計二 〇%を取得する。また、両社の株主総会をもって、それぞれの取締役を一人ずつ派遣する予定。
 JIMOSは、モバイルビジネスのパイオニア的存在として知られるサイバードを戦略的パートナーとし、今後の拡大が予想されるモバイルコマースに本格参入し、顧客との接点拡充で通販業界における競争力の強化を図っていく。一方、サイバードは中期経営計画の中核事業と定める物販事業を効率的かつスピーディに実現させるため、ダイレクトマーケティングのノウハウに強みをもつJIMOSを戦略的パートナーとした。提携後の両者の役割は、サイバードが集客と顧客維持、JIMOSが物販業務全般を担う。
サイバードは一九九八年九月設立、資本金は三十二億三千万円、売上高は百七億円、従業員数は三百二十七人。二〇〇〇年十二月にジャスダック上場。

 絵文字で判別するケータイ連動型占い書籍を発行

また、同社は四月一日、携帯電話メールで使用された絵文字をもとに恋愛や友人関係などを占う、ケータイ連動型占い書籍を発行した。
 「同じ絵文字でも送信者のキャラクターによって意味が違う」との視点から、一般ユーザーに大規模なアンケートを実施、検証し、絵文字によるコミュニケーションをさらに楽しくするコンテンツとして同書籍を 開発した。書籍タイトルは「ケータイ絵文字占い」で、ターゲットは絵文字メールを使用する男女全般、占いや恋愛への関心度が高い二十〜三十代。初版は八千部だが、増版して三万部まで発売したい考え。新書版サイズ(一〇三o×一八二o)で、定価は五百八十円(税込み)。全国の書店で販売している。
 遊び方は、絵文字メールが送られてきたら、まず、複数のキャラクターの中から相手の該当するキャラクターを選択する。キャラクターは生年月日を使用した独自の方法論に基づき、「まったり屋」、「ルンルン屋」、「ばっさり屋」など十二種類に分類される。該当するキャラクターを選択するためには、書籍の巻末にある算定表、もしくは発売同日に サイトアップした携帯版オープンサイト(www.emoji.biz)から生年月日を打ち込むと算出される。これに基づき、相手から送られてきた絵文字メールを書籍、携帯サイトで調べることができ、相手の真意を確かめることができるという。  編者は絵文字占いワークショップ、発行は鰍iIMOS、発行人は岸 谷靖治鰍iIMOS取締役(広報室エグゼクティブマネージャー)、販売元は潟Aクセス・パブリッシング(東京都千代田区神田神保町、安武不可止社長)。
 同社は一九九八年九月設立、資本金は十一億五千三百五十五万円、売上高は九十七億千三百万円(○四年六月期連結)、経常利益は十二億八千七百万円、従業員数は百五人。関連会社にジモス酒蔵、ドクターズバイオ研究所、アウトレットプラザがある。
 小村社長は鹿児島市出身、六四年八月十六日生まれの四十歳、趣味は読書。

2005.5.10 発行 週刊経済より


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