logo
 
2005年7月18日


本社近隣地1万3200uに新工場

門倉剪断工業 06年2月稼動

 

 大手シャーリング(鉄鋼切断)企業の門倉剪断工業(鞍手郡鞍手町、門倉治社長)は、本社近隣地一万三千二百uに新工場を建設している。  今年五月に着工、十二月に完成、〇六年二月の稼動を予定している。 建築面積は七千二百六十u、鉄骨平屋建て。総工費は約十四億円、うち土地代の二億円は私募債を発行して調達した。
 ステンレス鋼の剪断能力が従来の倍になり、現在の月商二億円から三億円に引き伸ばす計画。その他、全国で初めて産業廃棄物処分場の壁などに用いられる対硫酸性鋼板の剪断を手掛ける。流通量が少ない同鋼板 を専門的に加工する体制を整え、付加価値向上を目指す。
 更に長期的な計画として、約八億円を投資し、新工場隣接地の千六百五十uを買い足し、三十トンクレーンを導入した工場を建設する計画も持っており、「九州でも有数の機械加工工場を目指す」(門倉社長)としている。
門倉社長は「関連会社で機械加工の若松メカニクスと連携し、鋼材剪断から加工までこなす一貫体制を整えている。鋼材を部品として仕上げて納品することで、付加価値向上を目指す」と話している。
 同社は一九七一年三月設立、資本金九千九百八十万円、〇五年二月期の売上高百十二億二千九百十四万円、経常利益十二億七百八十三万円 円、従業員は二百一人。
 門倉社長は北九州市八幡西区出身。一九四三年五月五日生まれの六十二歳、明治大学法学部卒、趣味はゴルフ、麻雀。

2005.7.5 発行 週刊経済より


※上記の記事は弊社が発行するニュース速報紙「週刊経済」の一部抜粋記事です。他企業の詳細情報まで御覧になりたい場合は、御購読をお勧めします。また、その他に御質問・御要望などございましたら下記に御連絡下さい。
メールは、info@fukuoka-keizai.co.jp  連絡先は、092ー474ー4455 インターネットNEWSリリース担当 高嶋まで

ウェブサイトで1日1記事を掲載して毎日更新をしていますが、メールマガジンでは『ふくおか経済NEWS速報!』を1週間分まとめて先行してお届けしています。
ふくおか経済NEWS速報! メールマガジン 購読申し込みふくおか経済news速報申込み(無料)
 バックナンバー
HOME月刊ふくおか経済最新号ニュース投稿/取材依頼広告掲載人材採用/転職お問い合せ 会社案内
Copyright (C) 2000 fukuoka keizai. All rights reserved. 掲載記事の無断転載はお断りします。