北九州市若松区南二島二丁目の無添加石けんメーカー・シャボン玉石けん（森田光徳社長）は、アメリカの販社と調印して、同社が製造するＥＭ入り石けんの現地での販売を計画している。
早ければ八月頃に調印し、九月には第一回目の出荷をしたい意向。これに合わせて四月に発刊した「環境浄化石けん」の英語版の出版も計画している。販売する商品などは決まっていないが、同社製品の海外での販売は初めてとなる。
ＥＭは排水浄化作用があるとされる有用微生物群で、同社では昨年四 月に初めてのＥＭ入り石けんを発売した。現在販売しているのは化粧用、台所用、洗濯用粉石けんの三種類。すべて固形石けんだが、七月一日には、液体石けん七種類を発売する計画。
また、「環境浄化石けん」は、森田社長が執筆した新刊本で、サブタイトルは「健康な体ときれいな水をとりもどそう」。
水の浄化作用が期 待される「ＥＭ石けん」誕生までの秘話や最近の石けん事情などの内容を盛り込み、四月十四日にサンマーク出版から千五百七十円（税込み）で全国の書店で販売している。
2005.6.21 発行 週刊経済より
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